人工内耳スケロク君が行く!入院外伝「恐怖、まさかの心霊体験」その②

用を足して部屋に戻る、すかさず映画の続きを見始める

見始めると、学生時代に味わったあの感覚が蘇ってくる

「あ、金縛りだ!」つま先から胸あたりまで動かない

タブレットを持っている手と顔は動く

こちら、映画に集中しているので怖いとかの感覚が無い

横に寝そべっている状態で身体を出来るだけ揺する

それも映画もいいところの場面、字幕にして

音声は出していないが感情が映画に集中している

揺すれるだけ最大限に揺すり

金縛りは瞬時に溶けた!

溶けたと思ったら間を置かず

今度は足から徐々に金縛りが上がってくる

「なんなんだよ、うるせいよ」

足で誰を蹴っているかわからないが

ガンガン蹴りをブチかます

タブレットを持ち映画を見ながらガンガン蹴りを繰り返す

足の金縛りが解けて普通にもどる

何もなかったように映画に集中

3本目の映画を視聴しながらの、そのまま寝落ち

朝になりました。

朝、歯磨きも終わり

201号室の入院部屋に戻る

早い朝食も済ませ、ちょっと落ち着いたと思ったら

看護婦さんから「スケロクさん、部屋を移ってもらいます」

スケロク「え、部屋移るんですか?」

看護婦さん「前回の部屋の203号室に移ります」

スケロク「わかりました」

移る理由とかは、どうでもいいと思いあえて聞かなかった

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク