みなさん、こんばんは
スケロクです。ちょっと報告がズレましたが
去年の11月3日に、人工内耳の集いに参加してきました。
自分の人工内耳はコクレア社のKANSO
コクレア社が企画した、人工内耳の集いです
これは、全国の主要都市で不定期的に開催している集いだと
認識していまして、こちらの北東北では開催は無いなっと
勝手に思っていましたが、岩手県盛岡市で開催するとあって
即、参加することにしました。
(ネットで参加を応募→翌日コクレア社から返事)早!
自分の住んでいる所からだと盛岡市まで車で約2時間(高速道路使用)
新幹線だと30分で着きます。
どちらも、交通費はかかるが、それでも参加したかった
それは、同じ境遇の人と「苦労話」や「あるある話」をして
少しでも気持ちを楽にしたかったから
自分は人工内耳を付けてから1年と8ヶ月と経ちましたが
病院以外で人工内耳を付けている人を見かけた事が無いのです!
市役所の窓口で「人工内耳で電池代がバカにならなくて助成してほしい」と
要望をしに行った時は
「市内でも人工内耳にしている方がそれなりにいます、でも助成金の対象になっていません」と
事務の女性の方が言っていたが市内で見たためしがない!
大学病院でも「人工内耳の手術が混んでて半年後になります」と
言われ、結構いるんだなと認識していたが、
普通に生活していて見たためしがない。←2回言ってます!
だから、この集いで同じ境遇になった人と話をしてみたかった
それも自分と同じ中途失聴者さんと
時間になり中に入ると会場の隅に展示ブースがあり
コクレアの最新の機器が並べてあった。
最新の機器N7もある。N7を手に取ってみたが小さくて軽い!
いいかもしれない
それにスマートフォンで操作できる
次はN7でいいかもしれない!
メンテナンスの時間になり、自分なりのKANSOの手入れ方法が
正しいか、それと使い方があっているか聞いてみた!
まず、メンテナンスに関しては、
- 定期的なマイクロホンカバーの交換(交換目安は3~4ヶ月)
- 電池を抜いたところが、汗などで湿気になっているので、そこを重点的に拭く
- 外した時に入れて置くドライブリックの交換(乾燥剤)(交換目安は4~6ヶ月)
KANSOの場合、コイル一体型なので日々そんなにメンテナンスするところが無い
自分のメンテナンスには問題が無かった!
つぎに使い方
自分はKANSO単体のボタンで操作する事が無い、ほぼリモートアシスタントでの操作
使用するときは電池を入れ、使用しないときは電池を抜く
KANSO本体はこれだけ
KANSOの上に付いているボタンは今まで押した事が無い
押しすぎて壊れる事がいやだからである
30分ほど時間をとってもらっていたが、20分ほどで終わってしまった
10分以上は聞こえに関する愚痴ばかり言っていた!
メンテナンスする人も困っていた。
その後、13時から講演会を聞く
今回、講演して頂いた先生は
岩手医科大学付属病院 佐藤先生
岩手県では一番、
人工内耳の手術を何例も成功させている先生みたいだ
会場は100人ほど余裕で入る会場で大きかったが
音響設備がいいのか、マイクで言った言葉は
自分は、ほぼ聞き取れた。
それと
はっきり聞こえない人の為に
要約筆記者さんが先生の言葉を同時進行で
パソコンでタイピングし、それが画面に現れる
自分も聞こえた通りか画面で確認する。
内容は
① 毎年、人工内耳手術する人が多くなっている事
② 人工内耳の性能がよくなってきて聞こえ方もよくなってきている事など
講演は1時間半ほどで終わり
つぎに、装着者さまの体験談も聞くことが出来た
体験談を発表して頂いた方は「岩附博子さま」
岩附さまは、自分と同じで中途失聴者
両耳に人工内耳をつけている方で
「元気なお母さん」でした。
10年以上、人工内耳を装着して
いろいろな所で体験談を話して人工内耳の素晴らしさを
伝えている方だそうです
自分はこちらの体験談の方が興味がありました。
実際、講演終了後にお話しもして頂き
とても気さくな明るいお母さんで、会話もかなり
スムーズでした。
両側の装着によって方向感覚がわかり
とても聞きやすいそうです。
少しの間の立話でしたが、とても前向きになりました
自分が気持ち的に楽になっているのがわかります。
会場の中にいる人を見渡せば
自分と同じ人工内耳装着者は5.6人ほどだと
思われます。意外と少なかったような感じです
中学生の女の子や60~70代のおじさん、おばさん
自分と同じぐらいの人は居ないような~
今回は自分以外の人工内耳装着者とお話が出来たので目的は達成されました。
でも欲を言えば、自分が住んでいる地域に近い人、同じ年齢ぐらいの人と
お友達に慣れればいいな~と思いました。
次回に期待します!